
池谷裕二
ライオン社
【まとめ】
3種類の記憶法と特徴
・方法記憶
最も原始的な記憶
体で覚える記憶(自転車の乗り方、ゲームのルールなど)
無意識になされる記憶
忘れにくくて根強い
魔法の記憶
学習の転移:一つのことを習得すると、他の事に対しての学習能力も身につく
累乗の効果:覚えた物事の連合により、覚えた数の累乗の効果を得る
・知識記憶
丸暗記。中学生まで優勢となる記憶。
精緻化:何かに関連付けて覚える。(例)語呂合わせ
・経験記憶
高校生以降で優勢になる記憶。
自分自身の体験と結びつけて記憶する。
覚えたいことを人に説明してみる
目より耳からのインプットが残りやすい
さらに五感を使用すればより残りやすくなる
興味の有無によって、海馬が情報の取捨選択をする
興味がないことは海馬が捨ててしまう
海馬に残っている期間は1ヶ月
効果的な勉強方法
・まず、大局を理解する(断片の記憶は排除される)
・年齢に応じた記憶を使う(高校生以降に、丸暗記を試みることは無駄な努力)
・1ヶ月以内に繰り返し復習
・2ヶ月に4回復習(翌日、その一週間後、更にその2週間後、更に1ヵ月後)
・6時間以上の睡眠
睡眠中に夢の中で脳が情報を整理し、記憶する
→レミニセンス:できなくて諦めて寝たら、翌日できるようになっている
・覚えるまでの繰り返し学習の回数を減らす方法
シータ波の状態で学習する(興味を持っている状態、新しい場所、新しいもの)
喜怒哀楽と関連付ける
空腹時、室温を少し低めにする(生体の危機状態での学習)
【感想】
親指シフトの練習をしていたとき、なかなか覚えられなかった指使いが、一回寝ると、翌日には不思議とできるようになっている体験をしました。これはたまたま起きた出来事ではなく、「レミニセンス」という名前が付いていたことを知り、ちょっと感動しました。
それから、アウトプットの重要性も、脳の生理的特徴を考えると理にかなっているものなのだと納得。人に説明したり、ブログに書いたりすることを続けたいと思います。
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